『佐藤可士和展』に行きたい。

2021年4月現在、国立新美術館にて『佐藤可士和展』が開催されています。

佐藤可士和展公式ページ|国立新美術館
https://kashiwasato2020.com/

佐藤可士和とは、日本のクリエイティブディレクター。
誰もが一度は見たことのある「ユニクロ」や「セブン&アイ」、「Tポイント」などのロゴを手掛けてきた人物として有名です。

そんな方の大規模個展が開催されているわけです。
企業などの「ロゴ」を「作品」として鑑賞するのってなかなか新鮮な感じがします。ロゴって日常的にあらゆる場所で見るものだし、目には入ってもじっくり観察することって多くの人は普段しないんじゃないかと思います。それは日常の中に溶け込んでいる証拠なのかも。見飛ばすことができるってことは、違和感を感じさせないくらい対象を的確にデザインしていることではないかとも思います。

この展覧会では、佐藤可士和の関わったロゴなどが物理的にとても大きく、ものによっては立体的な形となって展示されているようです。普段日常の中に溶け込んでいるロゴですが、ロゴ自体はその対象としてるものの特徴を集約し、見る側に伝えるためにデザインされているものなので、「どうしてこの色なんだろう?」や「なぜこの形なのだろう?」と考えるのは実はすごく楽しいもの。

そしてこの展覧会、僕にとっても特に行きたいイベントです。
作品を生で見たい!というよりも、展示されてる作品を生で見た上で佐藤可士和がどんなプロセスで思考し、このデザインに着地したのかについてもっと深く触れたいという気持ちが強く、行きたいモチベーションになっています。

こう思うようになったきっかけがありました。というのも僕は最近、『佐藤可士和の超整理術』(2007年)という本を読みました。佐藤可士和の考え方について深く触れるのは、これが初めての機会でした。そして、もっと早く読んでおけばよかったとも思いました。「うんうん」と頷けることがたくさん書いてあるのに、今まで自分自身の中では全然意識できていなかったことばかり。頭の中が整理されるようで、新鮮さと感動を覚えました。具体的には、クライアントや対象の情報を集めて整理し、そして問題の「本質」を見極めて課題設定し、デザインという形のソリューションで解決する。そのプロセスについての片鱗や方法論について実例を交えて書かれています。

有名企業のロゴを数多く手掛けていることそれ自体だけでも「おおお!」と衝撃を受けちゃいます。が、佐藤可士和は表面だけかっこのいいデザインをしているのではなく、クライアントの抱える問題としっかりと向き合って本質を捉えているからこそ、多くの企業のディレクションに携わり数多くの実績を生み出しているのだと感じました。僕はこの方法論、特に本質の捉え方についてもっと触れ、少しでも自分の制作に繋げたいなと強く思っていたのでした。

今週金曜日についに予約したので行ってきます。
佐藤可士和のクリエイティビティを五感全体で感じられるのが、今から楽しみです。

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