東京建築祭にライトに参加しました

東京建築祭

こんにちは、ダニエルです。

2024年5月26日(日)、私は東京建築祭2024に参加しました。このイベントは、東京駅や日本橋駅の周辺に位置する歴史的で価値のある建造物を対象にしており、普段見過ごしがちな建物や街の魅力を再発見する絶好の機会でした。

以下、訪問した建物についての詳細とその印象をまとめました。

今回の特別公開の期間で僕が訪れた建造物は、下記の2点でした。

・新東京ビルヂング

・三井本館

順番に振り返ります。

新東京ビルジング

最初に訪れたのは新東京ビルジングです。このビルは1960年代に丸の内で誕生した新たなビル群の先駆けとなるもので、有楽町エリアに位置しています。

外観と内部構造

新東京ビルジングの外観は、横一列に並んだシャープなガラス窓が特徴的です。1階と2階部分が吹き抜けになっており、2階の廊下から1階を見下ろすことができます。この構造により、内部に開放感があり、訪れる人々に広々とした印象を与えます。

特別展示と施設

東京建築祭に合わせて完成時の写真や図面が特別展示されていましたが、私が訪れた時にはすでに終了していました。それでも、ビル内にはスターバックスがあり、日曜日にも関わらず比較的落ち着いた雰囲気でした。また、1階部分にあるモザイク壁画「幸運流れ」は、このビルの特徴を物語る荘厳で高級感のあるアートワークです。2階の天井には幾何学模様の照明が取り付けられており、このビルのデザインの特徴となっています。

内部の印象

ビル内部では、壁や吹き抜けの上部に広がるモザイクが印象的でした。近年のビルとは異なるデザインが新鮮で、特に1階と2階部分の吹き抜け構造は、2階から1階を見下ろすことができる造りになっており、開放感があります。また、2階の天井に取り付けられた気化学模様の照明も特徴的で、その独特なデザインに目を奪われました。

三井本館

新東京ビルジングの見学を終えた後、今度は日本橋エリアに移動することにしました。東京駅から日本橋へは、無料の循環バスが便利とのことで、公式サイトでも案内していたので利用することにしました。

外観と待ち時間

三井本館は現存する最古のアメリカンタイプのオフィスビルとのこと。一階にある銀行の印象が強いですが、三井合名をはじめ、旧三井物産や三井鉱山などの本社機能を集めるために建てられた複合ビルです。外観は太い柱が何本も並び、まるでギリシャの神殿のような造りになっています。訪問当日は40~50分ほどの待ち時間がありましたが、列が建物沿いに伸びていたため、その間に外観の写真撮影や観察を行うことができました。

内部見学と印象

順番が回ってきて、特別公開された豪明玄関に入りました。内部ではビデオ撮影は禁止されていましたが、写真撮影は許可されていました。豪明玄関は通常の営業日でも使われており、エレベーターも現役で稼働しています。内部は荘厳で静かな空間であり、東京の喧騒から少し距離を置いたような感覚がありました。また、内部には今も使われている黒電話があり、その歴史と現代の融合が感じられる空間でした。

まとめ

東京建築祭は、歴史的価値と現代の機能性を兼ね備えた建物を再発見する素晴らしい機会でした。

実は東京ステーションホテルでも特別公開していたので、見学したかったのですが、非常に混雑してい手長い列ができていたのを見て断念しました。

新東京ビルジングや三井本館など、普段は見ることができない内部の詳細に触れることができ、とても有意義な体験となりました。次回の東京建築祭では、さらに多くの建物を見学し、東京の街並みと建築物に対する新たな視点を得たいと思います。