VS Codeは「フォルダーから開く」

フォルダーを開こう

こんにちは、ダニエルです。
今回はVisual Studio Code(以下、VS Code)の「ファイルの開き方」について解説します。

結論から言うと、VS Codeでは「フォルダーから開く」のがベストです。

VS Codeでは、「フォルダーから開く」

VS Codeでは、「フォルダーから開く」

その理由は、効率よく作業できるからです。

「フォルダーから開く」を行わないとどうなる?

VS Codeを使うときに、ついフォルダ内のファイルを右クリックして「Visial Studio Codeで開く」を選んでしまいがちです。つまり、下の画像の開き方です。

「フォルダーから開く」を使わなかった場合の画像

このように開きたいファイルを直接VS Codeで開くと、下記の画面表示になります。

「フォルダーから開く」を使わなかった場合の画像

「開いているエディター」にはファイルが表示されていますが、「開いているフォルダーがありません」の表示もでています。

これは、今現在開いているのが先ほど選んだファイルだけの状態。

この状態では、複数ファイルが絡み合うサイト制作のコーディング作業においては、とても効率が悪いまま作業していることになります。

ご存知のとおり、WebサイトはHTML・CSS・JavaScript・画像ファイルなど、階層構造をもったフォルダ単位で成り立っています。単体のファイルしか開けない状態だと、具体的には下記の問題が生じます。

  • 他のファイルも開きたいときに、いちいちフォルダから指定し直す
  • サイトの全体構造を意識した作業が行いにくい

「フォルダーから開く」とどう変わるのか?

対してVS Codeの「フォルダーを開く」で対象フォルダを選ぶと、左側のサイドバーにそのフォルダ内のファイルが一覧表示されます。これにより、

  • フォルダー全体の構造を視覚的に把握できる
  • ファイルの切り替えがワンクリックでスムーズ

上記のとおりです。とても便利になります。

特にWeb制作では、CSSを編集したあとすぐにHTMLを確認したり、画像フォルダを参照したりと、複数ファイルを行き来するのが日常です。そのため「フォルダーから開く」習慣をつけておくと、作業効率が大きく変わります。

フォルダーから開く手順

  • その①:VS Codeのファイルメニューをクリックする
  • その②:「フォルダーを開く…」をクリックする
  • その③:ファイルが入っているサイトフォルダーを選ぶ

上記のとおりです。

その①:VS Codeのファイルメニューをクリックする

VS Codeでフォルダを開く手順の画像

その②:「フォルダーを開く…」をクリックする

VS Codeでフォルダを開く手順の画像

その③:ファイルが入っているサイトフォルダーを選ぶ

VS Codeでフォルダを開く手順の画像

注意点としては、サイトフォルダーを選んでください。index.htmlやassetsフォルダーをまとめている一番大きなフォルダ=サイトフォルダーです。

無事に開けると、サイドバーにサイトフォルダーの構造一覧が表示されます。

サイトフォルダー全体が開けた状態

今回は以上です。