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VMware Workstation Player でのOSインストール方法
ISOイメージファイルの取得
まずはISOイメージファイルを取得するため、 以下のURLをクリックします。
[aside type=”normal”] 「ISOイメージファイル」とは?別名:「ISOイメージ」、「ISOファイル」
簡単に言えば、通常CDやDVDなどのディスクの中身を一つにまとめたファイルのことです。
[/aside]
接続したら[DVD ISO]をクリックし、ISOイメージファイルのダウンロードページに移動します。
ISOイメージファイルがダウンロードできるミラーサイト一覧が表示されます。
各URLをクリックするとファイルのダウンロードが始まります。
いずれのURLでもファイルの内容は変わらないので、どれか一つを選択してください。
※以下の例では、理研のサイトからダウンロードしています。
Google Chromeの場合は、以下のようにダウンロードバーが表示されるので、完了するまで待ちます。
ダウンロード先のフォルダにダウンロードしたファイルが存在していれば完了です。
※デフォルトでは、「C:\Users\<ユーザ名>\Downloads」配下にあるはずです。
仮想マシンへのISOイメージファイルのセット
続いて、VMware Workstation Playerを起動します。
起動したら、作成済みの仮想マシンを右クリックし、[設定(S)…]をクリックします。
仮想マシンの編集ウィンドウが開くので、[CD/DVD(IDE)]をクリックし、[ISOイメージファイルを使用する(M)]にチェックを入れます。
※この設定でISOイメージファイルからブートできるようになりました。
[参照(B)…]をクリックし、先ほどダウンロードした ISOイメージファイルを選択する。
ISOイメージファイルが選択されていることを確認したら、[OK]をクリックして仮想マシンの編集ウィンドウを終了します。
仮想マシンの起動
いよいよ仮想マシンを起動していきます。
[仮想マシンの再生(L)]をクリックします。
仮想マシンが起動して以下の画面が表示されます。
VMware Toolsのインストールをちょくちょく促されますが、このタイミングでは無視してよいので、 [後で通知する]をクリックしましょう 。
黒い画面内に何個か項目が表示されています。
[Install CentOS 7]を選択したいので、黒い画面内のどこかを一度クリックしてウィンドウをアクティブ化させた上で、十字キーと[Enter]キーで選択します 。
※マウスカーソルは消え元のデスクトップ操作はできなくなるので慌てるかもしれません。
[Ctrl] + [Alt]キーを同時に押せば、再びマウスカーソルが現れ、ホスト側のデスクトップに戻れます。
以下のように処理が開始されるので、しばらく待ちます。
こういうのを眺めるのは割と好き…w
OS初期セットアップ
言語の設定
しばらく待つと[WELCOME TO CENTOS 7.]ページが表示されます。
ここでは使用する言語を選択します。
[日本語 Japanese]を選択し、[続行(C)]をクリックします。
ここから各項目を設定していきます。
ソフトウェアの選択
ここでは構築する環境に何を準備するか(初期インストールのタイミングでどのソフトウェアを入れておくか)を決めていきます。
[ソフトウェアの選択(S)]をクリックしましょう。
GUIかCLIかもここの選択で決まります。
以下の例では、ベース環境として[サーバー(GUI使用)]、アドオンとして[開発ツール]を選択しています。
特段の要件がない限り、最初はこの組み合わせで良いかと思います。
各項目を選択して、[完了(D)]をクリックします。
仮想ネットワーク設定
続いて仮想ネットワークを設定していきます。
[ネットワークとホスト名(N)]をクリックします。
[ホスト名(H)]欄に任意の名前を入力し、[適用(A)]をクリックします。
ネットワークアダプタの有効化が[オフ]になっているので、スイッチをドラッグして[オン]にします。
※今回は実施していませんが、マシンのIPアドレスを固定にする場合もここで行えます。
※ホスト名は、特段の要件がない限りは仮想マシン名と同一にしておくのが良いかと思います。
設定が終わったら、[完了(D)]をクリックします。
インストールの開始
最低限の準備が整ったので、いよいよインストールを開始していきます。
[インストールの開始(B)]をクリックします。
ROOTパスワードの設定
インストールが進行する中、アカウント関係の設定を聞かれます。
まずは[ROOTパスワード(R)]をクリックします。
[rootパスワード(R)]欄、[確認(C)]欄に任意の値を入力し、[完了(D)]をクリックします。
ユーザーの作成
続いてrootではない一般ユーザーも作成していきます。
[ユーザーの作成(U)]をクリックします。
rootアカウントと同様に、[フルネーム(F)]、[ユーザー名(U)]、[パスワード(P)]、[パスワードの確認(C)]を入力し、[完了(D)]をクリックします。
※[フルネーム(F)]はニックネームのようなもので、システム上は[ユーザー名(U)]のほうが重要です。
インストールが完了するまでしばらく待ちます。
再起動
CentOSが正しくインストールされると以下の画面が表示されます。
[再起動(R)]をクリックします。
ライセンスに同意
再起動後にライセンス契約に同意するか聞かれます。
[LICENSE INFORMATION]をクリックします。
ライセンス契約を確認して[ライセンス契約に同意します。(A)]にチェックを付け[完了(D)]をクリックします。
※ライセンス契約と聞いてビビりますが、非営利目的ならば課金されることはありません。
[設定の完了(F)]をクリックします。
ここまでで一連の初期セットアップは終了です!
ログイン
[ソフトウェアの選択]にて、 [サーバー(GUI使用)]を選択したので、GUIになっています!。
さっそくインストールしたCentOS 7にログインしてみましょう。
以下の画面が表示されていると思うので、作成したユーザ名をクリックします。
設定したパスワードを入力して[サインイン]をクリックします。
歓迎されますw
[日本語]を選択し、[次へ(N)]をクリックします。
キーボードレイアウトや入力メソッドの選択ですね。
ここでも[日本語]を選択して[次へ(N)]をクリックします。
デフォルトでは位置情報サービスが有効になってるはずです。
個人的には必要ないので、以下の通り[オフ]にして、[次へ(N)]をクリックします。
オンラインアカウントへの接続も不要かと思うので、そのまま[スキップ(S)]をクリックします。
使用する準備が完了したようです!
[CentOS Linux を使い始める(S)]をクリックします。
親切なヘルプが表示されます。必要に応じて見てみてください。
スキップする場合は、右上の[閉じるボタン]をクリックします。
端末の起動
コマンドなどを検証する際は、端末を起動して入力します。
デスクトップ上で右クリックし、[端末を開く(E)]をクリックします。
端末が起動し、プロンプトと呼ばれる画面が表示されています。
ここまででコマンドなどを試していける環境構築が完了しました!
Linuxなどの学習は触ってなんぼだと思うので、これ以降気になるコマンドはどんどん試してみてください。
今回は以上です!