【AWS】Elastic IP(EIP)の『再関連付け』とは?【画像つきで解説】

Elastic IPの設定項目の1つ、『再関連付け』についてです。

AWSマネジメントコンソールにてElastic IP設定を見ていると、『再関連付け』という項目があります。

この項目は、どんなときに使うのでしょうか?

詳しく解説します。

Daniel
Daniel

自己紹介:
この記事を書いている僕は、AWS歴2年ほど。
今までたくさんつまづいてきたので、問題解決したことを記事にしています。

Elastic IP(EIP)の『再関連付け』

  • EIPの『再関連付け』は、どこにある設定なの?
  • EIPの『再関連付け』は、どんなときに使うの?
  • EIPを実際に『再関連付け』してみる
  • 既に関連付けられているEIPは、チェックOFFだと失敗する
  • 関連付けのないEIPで、チェックONだとどうなるの?

上記の流れで見ていきます。

EIPの『再関連付け』は、どこにある設定なの?

Elastic IP(EIP)の『再関連付け』は、『Elastic IP アドレスの関連付け』設定の中で出てくる項目の1つです。

具体的には、対象EIPを選択した状態で、

『アクション』→『Elastic IPアドレスの関連付け』

をクリックしたときに表示されます。

画像の場所ですね。

拡大すると、こんな感じです。

EIPの『再関連付け』は、どんなときに使うの?

結論を言うと、以下のとおりかと思います。

効率よくEIPを付け替えたいときに使う。

『再関連付け』という名前のとおりですね。既に特定のEC2インスタンスに関連付けられているEIPのための設定項目です。

『再関連付け』のおかげで手間が省ける

本来、EIPの付け替えを行う場合、

  1. 既存の対象からの関連付けを解除する
  2. 別の対象に対して、再度関連づけを行う

上記のとおり、2ステップで作業を行う必要があります。

この設定のおかげで作業効率化が図れるというわけです。

EIPを実際に『再関連付け』してみる

既に特定のEC2インスタンスに関連付けられているEIPを、『再関連付け』を使って別のEC2インスタンスに関連付けてみます。

画像のEIPは、既に『10.0.0.181』のプライベートIPに関連付けられています。

『10.0.0.222』のプライベートIPアドレスに『再関連付け』します。

『再関連付け』のチェックボックスにチェックを入れます。

EIPの再関連付けが、正常に完了しました。

既に関連付けられているEIPで、チェックOFFだと失敗する

先ほどと同様に、既に他のリソースに関連付けられているEIPを選択し、『Elastic Ipの関連付け』を選択します。

同様に、『10.0.0.181』から『10.0.0.222』のプライベートIPに関連付け設定を変更します。

ただし、『再関連付け』のチェックはOFFにします。

画像のとおり、関連付けは失敗しました。

関連付けのないEIPは、チェックONだとどうなるの?

関連付けのないEIPでも、『再関連付け』の設定項目は表示されます。

この場合に、チェックをONにして関連付けをするとどうなるのでしょうか?

結論を言うと、問題なく正常に完了します。画像で見てみましょう。

特定のリソースに関連付けがないEIPを選択し、『アクション』→『Elastic IPアドレスの関連付け』を開きます。

『再関連付け』にチェックをつけます。

画像のとおり、この場合は正常に完了しました。

まとめ

最後にまとめます。

EIPの『再関連付け』とは、

効率よくEIPを付け替えたいときに使う。

というわけでした。

今回は以上です!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
素敵なAWSライフをお楽しみください。