こんにちは。ダニエルです。
学習や検証目的で、LinuxやWindows Serverなどの実機環境を動かしてみたいと思うことってあると思います。
最近は仮想化技術が発展しているおかげで、手元のPC環境内でこれらのOS環境を手軽に導入できるようになってきました。
今回はそんなことが実現できる仮想化ソフトの1つ、VMware Workstation Playerのインストール方法をご紹介します。
Contents
VMware Workstation Player の導入
VMware Workstation Player とは
VMware Workstation Playerとは、サーバ仮想化を実現する仮想化ソフトウェアです。
仮想化ソリューション分野のトップベンダーであるVMware社が提供しています。
商用以外での利用や個人利用目的ならば無償で使用することができます。
そもそもサーバ仮想化とは
サーバ仮想化とは、ソフトウェアの力によってハードウェアを仮想的に再現し、1つの物理ホスト上に複数のオペレーティングシステム(OS)を稼働させることができるようにする技術のことです。
つまり、VMware Workstation Playerなどの仮想化ソフトを使えば、手元のWindows環境はそのままに、その上にLinuxなどのあらゆるOS環境を仮想的に再現することができるようになります。
また、この仮想的に再現されたマシンは、仮想マシン(VM) と呼ばれています。
※ VM は、Virtual Machine の略です。
VMware Workstation Player のダウンロード
さっそく導入方法について説明していきます。
まずは以下のリンクからダウンロードページを開きます。
表示されるページ内で [Workstation 15 Player for Windows の試用]の[今すぐダウンロード]をクリックします。
クリックすると自動でダウンロードが開始されます。
VMware Workstation Player のインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
セットアップウィザードが起動するので、「次へ(N)」をクリックします。
使用許諾契約書を最後まで読み[使用許諾契約書に同意します(A)]にチェックを入れ、「次へ(N)」をクリックします。
「カスタムセットアップ」、「ユーザーエクスペリエンスの設定」、「ショートカット」ページは、特にカスタマイズの必要がなければ[次へ(N)]をクリックして進みます。
[インストール(I)]をクリックし、インストールを開始します。インストールが正常に完了すると以下の画面が表示されます。
[完了(F)]をクリックしてセットアップウィザードを終了します。
VMware Workstation Player の起動
デスクトップ上に「VMware Workstation 15 Player」アイコンが作成されているので、ダブルクリックして実行します。
以下の画面が表示されるので「非営利目的で VMware Workstation 15 Player を無償で使用する(U)」にチェックを入れ、「続行(C)」をクリックします。
以下の画面が表示されるので「完了(F)」をクリックします。
「ソフトウェアの更新」ウィンドウが表示された場合は、「このバージョンをスキップ(S)」をクリックします。
以下のトップページが表示されます。
まとめ
今回は、VMware Workstation Playerの導入方法をご紹介しました。
私もIT業界に新卒で入ってすぐの頃、LinuxやWindows Serverの学習はこのソフトを使って行っており大変お世話になりました。
特に私のように文系未経験でこの業界に飛び込んだ人にとって、Linux OSなどは今まで触れる機会が全くない未知の存在のはずです。そのような未知の存在を学ぶ場合、一般的にたくさん触ってたくさん失敗するのが一番の早道です。
そういう場合にVMware Workstation Playerなどの仮想化ソフトは大活躍するはずです。
この記事が当ブログの初記事となりました。
誰かのお役に立てれば幸いです。