鉄道と文字を扱ったオンライントークイベントのお知らせです!
有料ですが、こんな方におすすめです!
・デザインを見るのが好き
・特にフォント、タイポグラフィに興味がある
・駅名標やサインシステムが好き
・駅名標などのデザインの理由が気になる
このイベントは、鉄道と文字にまたがるという点ですごくレア!フォントが好きな方、駅名標が好きな方にはぜひ見てもらいたい!僕ももちろん視聴します。
池袋のジュンク堂にたまたま訪れた際に見つけたイベントなのですが、こういったジャンル・イベントは個人的にもっと発展して欲しい気持ちが強いので記事にしています。以下にて、イベント概要や刊行された本についてご説明します!
Contents
「もじ鉄」とは、文字を扱う鉄オタジャンル
鉄道マニアの趣向は、乗り鉄、撮り鉄、音鉄などなど、幅広いジャンルに細分化されているわけですが、その中のジャンルの1つに「もじ鉄」があります!「もじ鉄」とは、鉄道と駅の看板・文字(サインシステム)が好きな人やその趣向全般を指します。つまり鉄道マニアの趣向の中でも、特にフォントやタイポグラフィに注目して楽しむ点で奥深く、デザイナー的目線をも持っているジャンルなのです!
『日本のもじ鉄 鉄道サインと書体の図鑑』が刊行!
今回のオンラインイベントは、『日本のもじ鉄 鉄道サインと書体の図鑑』(三才ブックス)が刊行されたことを記念するものです。
この本の著者自ら全国の201路線を訪ね歩いたというから驚き。ホームと駅舎の駅名標、のりば・出口案内を撮影し、さらに使用されている書体(フォント)を調査・解読しています。とにかく作業量がすごい、、、
全国の鉄道事業者の駅名標が掲載されているので、ぱらぱら眺めているだけでももちろん楽しいです、ただ、僕のおすすめの楽しみ方があります。それは、各ページのデザイン・レイアウトを味わうこと!後述するように、この本の著者はプロのグラフィックデザイナーです。なので、各ページデザインの至るところにそのスキルとセンスが溢れています。デザイナー目線で見ても、読んでるだけでレイアウトの勉強になるなあとうっとりできます。
グラフィックデザイナー・石川祐基さん
この本の著者は、グラフィックデザイナーの石川祐基(いしかわゆうき)さんです。僕が尊敬するデザイナーの一人です。石川さんはデザイナーであると同時に鉄オタでもあり、恐らく、日本の中で最も駅名標や案内看板などの「文字(フォント)」に関して極められている方です。
東京工芸大学芸術学部にも進学されており、プロのグラフィックデザイナーとしてのスキルも駆使し「もじ鉄」という鉄道趣味のジャンルを開拓、発展されています。
過去にもフォントにまつわる鉄道関連本を刊行されています。
見飛ばせる=高いレベルの設計あり?
文字やフォントが好きな方にはぜひ見てもらいたいです!
みなさんは外出などで駅を利用した際に、駅名標や看板をまじまじと目にする機会って何度ありましたか?この種の看板って往々にして見飛ばされるものですよね。なぜなら、案内看板の類は目的地に向かう手段としてのみ利用され、看板自体を「よし見よう!」とは中々ならないからです。
しかし、見飛ばせるようにできているということは、逆に言うとスムーズに案内する役割だけを与えるよう、可読性の高いフォントとレイアウトで、悪目立ちもしないように設計されているということ!「この看板では、なぜこのフォントを、なぜこのデザインで用いているのか?」と立ち止まって考えることで、思いも寄らない発見があるかもですよ。
開催概要
開催日時
2022年3月18日(金) 19:30~21:00
チケット販売期間
販売開始
2022年2月18日(金)10:00
販売終了
2022年3月18日(金)18:30
チケットの種類
視聴のみ
オンラインセミナー視聴に関する情報がダウンロードできます。
書籍付き
オンラインセミナーの視聴+石川祐基さん新刊『日本のもじ鉄 鉄道サインと書体の図鑑』(三才ブックス)を1冊お届けいたします。
サイン本付き
オンラインセミナーの視聴+石川祐基さんのサイン入り『日本のもじ鉄 鉄道サインと書体の図鑑』(三才ブックス)を1冊お届けいたします。
公式サイト
参考 『日本のもじ鉄 鉄道サインと書体の図鑑』(三才ブックス)刊行記念オンラインイベント「どうしてこんなにおもしろい?鉄道の文字とデザインの沼」石川祐基丸善ジュンク堂書店