こんにちは、Danielです。
この記事では、既定のブラウザを変更せずに、特定のブラウザを指定してWindowsのWebサイトURLショートカットを開く方法をご紹介します。
Windows OSでは、ショートカットが作れますよね。エクスプローラーのフォルダパスやWebサイトURLなどを開くときに便利です。
WebサイトURLのショートカットを開く場合、基本的にはWindows既定のデフォルトブラウザで開きます。デフォルトだと、既定のブラウザはMicrosoft Edgeとなっているので、ショートカットもこれで開かれます。
でも、場合によっては、別のブラウザを指定したいときもありますよね。
Internet Explorerで開くことが推奨されているイントラのサイト(かなり少ないケースだと思いますが)や、Google Chromeで開きたいけど、環境の制約によって既定のブラウザの変更はしたくない場合など。
というわけで今回は、Windows OSでWebサイトURLのショートカットを開くときに、特定のブラウザを指定する方法をご紹介します。
やり方
結論
ショートカットファイルのプロパティを開き、「リンク先」を以下のように変更する。
※パスとURLの間には、半角スペースが入ります。
"<指定するブラウザのパス>" "<対象WebサイトURL>"
例えば、Google Chromeをブラウザとして指定したい場合、以下のように記入します。
※環境によって、インストールパスが異なる場合があるのでご注意ください。
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" "https://www.yahoo.co.jp/"
詳しい手順
それでは、ショートカット作成から流れに沿って見ていきましょう。
ショートカットの新規作成
まずは、ショートカットを作成したい場所(デスクトップやフォルダ内等)で、オブジェクトが選択されていない状態で右クリックをします。
右クリックメニューから「新規作成」をクリックし、「ショートカット」をクリックします。
リンク先の指定
「結論」で記載したように、開きたいブラウザとサイトURLに合わせリンク先を指定します。記入が終わったら、「次へ」をクリックします。
※ここでは、Internet Explorerを指定して、ヤフーのトップページを開くリンクにしています。
"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" "https://www.yahoo.co.jp/"
ショートカットの名前を入力
ショートカットの名前を入力し、「完了」をクリックすれば作成が完了します。
各ブラウザのパス
参考までに、各ブラウザの実行ファイルパスを記載します。
パスは、ソフトインストール時にどこを指定したかによっても変わるので、ご自身の環境内のパスを指定するようにしてください。
Google Chromeの場合
Google Chromeで開きたい場合、パスには以下を指定します。
"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe"
Internet Explorerの場合
Internet Explorerで開きたい場合、パスには以下を指定します。
"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe"
Microsoft Edgeの場合
Microsoft Edgeで開きたい場合、パスには以下を指定します。
"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"
今回は以上です!