こんにちは。Danielです。
Winshotは、Windowsで使える便利な画面キャプチャソフトです。しかもフリーで使えます。
僕も、業務での構築作業やプライベートで、画像エビデンスを取りながら作業したいときによく利用しています。
Winshotではキャプチャした画像にファイル名を指定できますが、ここに取得時点の西暦や時間などの日時情報を埋め込むこともできます。便利ですね。
今回は、その方法をご紹介します。
Contents
やり方
結論
Winshotの「環境設定」→「基本設定」→「接頭語:」欄に以下の文字列を指定する。
※アンダースコアが付いているのは、「シーケンス桁数」の指定を想定しているためです。
\F\Y\M_
上記は個人的なおすすめです。
実際にファイルを取得してみると、以下の通りファイル名に取得した年月日が反映されています。
指定可能な文字列
Winshotの接頭語では、日時情報を取得する際に以下の文字列が指定できます。
接頭語に指定可能な文字列
文字列 | 展開形式 | 意味 |
\F | 0000~9999 | 西暦 |
\Y | 00~99 | 西暦の下2桁 |
\M | 01~12 | 月 |
\D | 01~31 | 日 |
\H | 00~23 | 時 |
\h | 00~12 | 時 |
\T | 午前 or 午後 | 午前/午後 |
\t | AM or PM | 午前/午後 |
\m | 00~59 | 分 |
\s | 00~59 | 秒 |
「\s」を指定するとシーケンス桁数が変わらない
以下の画像の通り、「秒」を意味する「\s」を接頭語に含めると、シーケンス桁数が変わらなくなるので注意が必要です。
※「\F\M\D\H\m\s_」を指定しています。
「\m」や「\H」などを指定する場合もシーケンス桁数に注意が必要
「\s」を指定していない場合でも、「\m(分)」、「\H(時)」、「 \h(時)」、「\d(日)」の一の位の値が進むと、シーケンス桁数もリセットされてしまうので注意が必要です。
※「\F\M\D\H\m_」を指定しています。
単位との組み合わせ
単位と組み合わせることも可能です。
\F年\M月\D日 \T \h時\m分\s秒_
取得するファイル名は、以下のようになります。
Winshotのその他のヘルプ
HTML Help 版
HTML Help 版が以下のサイトよりダウンロードできます!
https://tnetsixenon.xrea.jp/rnote/html/winshot_help.html
ダウンロードフォルダのヘルプファイルはWindows10では原則開けない
Winshotをダウンロードすると、ダウンロードフォルダの中に一緒にヘルプ用のファイル(WinShot.hlp)も入っています。ですが、このファイルはWinHelp形式(拡張子が.hlpのファイル)となっているので、Windowsヘルププログラムのサポートが終了しているWindows 10では基本的に開けなくなっていました。。
上記のHTML Help 版は、そんな「.hlp」ファイルを「.chm」ファイルに変換してくれており有難い限りです。
今回は以上です!